令和7年 年頭のごあいさつ
脱皮し、 華麗なる芸術活動を!!
美術会会長 吉田 青雲
明けましておめでとうございます。
昨年の第73回秋季県展は、南館の空調工事のために、本館での開催となりました。
開催期間も例年に比べるとずっと遅くなってしまいました。
12月1日(日)から8日(日)までが前期展で、洋画・版画・写真・デザイン の四部門が展示され、後期展は2月15日(日)から22日(日)までで、日本画 彫刻・工芸・書道の四部門でした。
前期展の最終日、12月8日(日)には 授賞式・懇親会が催され、大勢の人の参会者があり、大いに盛り上がりました。
慣れているいつもの南館とは違い、 搬入受付や事務処理、そして展示など色々と戸惑うことが多々あり、理事長や事務局長は言うまでもなく、 理事や会員の皆さん方には本当にありがとうございました。
年末ぎりぎりになるまでお世話をいただき心より厚く御礼を申しあげます。
嬉しい事に、今回展は本館での開催が功を奏したのか、昨年よりも入館者が増加しており、久し振りに7千人を超過しておりました。
そして作品も鑑賞しやすく、とても立派で見映えがしたと好評でした。
昨年は「昇龍の如く」というタイトルで年頭のごあいさつといたしました。
落ちついた昇龍の年となることを願っていましたが、元旦早々、能登半島大地震が発生し、日本中を震撼させました。
その上、世界で起こっている紛争が未だに治まらず、アメリカやその他の国でのリーダーの交代など激動の一年だったと言えます。
今年は乙巳の年となります。
蛇は成長期には月に一回程度、成熟すると年に二~三回程度脱皮するといわれています。
十二年に一度は巳の年がやって来る訳ですが、十二年に一度の脱皮では物足りなく、皆さんも蛇年にあやかって何度も脱皮をし、一回りも二回りも大きく成長しませんか?
そして華麗なる変身をして大きく羽ばたき、素晴らしい作品を発表してください。
第73回 春季県展 日程のご案内
秋季県展開催にあたり出品、ご来場いただきありがとうございます。
さて令和7年、「第73回 春季県展」は、美術館南館空調設備改修工事のため、例年 より約1月遅く開催いたします。
つきましては、下記の通りの日程で実施いたしますので、よろしくお願いいたします。
作品搬入日
令和7年 [2025年] 5月8日(木) 9日(金) 10日(土)
会期
令和7年 [2025年] 5月20日(火)~28日(水) ※26日(月) 休館日
8部門一期開催(日本画・洋画・版画・彫刻・工芸・書道・写真・デザイン)
会場
愛媛県美術館南館(全館) 本館 (2階/ 特別展示室)
注)都合により日程が変更になる場合がございますのでご了承ください。